SONY XV-Z10000

iihito22006-03-02


今から十数年前の製品ですがSONYのデジタル特殊効果装置(デジタルSEG)XV-Z10000をヤフーオークションで格安にてGETしました。
デジタルSEGは2つの異なる映像信号をリアルタイムでMIXできるものです、通常同期の取れていない2つの映像信号をMIXするのはそう簡単なことではないのですが、フレームシンクロナイザーというデジタル回路を使って映像合成をやってしまうという優れものです。
いまは業務用では当たり前ですが、手軽にリアルタイム映像合成をやるとなると何十万もお金をかけないと出来ないですが過去の何十万の製品がオークションで数万円で手に入るのですからこれは買っておかないとと思い、落札しました。
SONYではXV-Z10000の後続機種でXV-D1000というデジタルSEGも発売していましたが、Z10000の特徴は画像の拡大縮小やクロマキーなども出来るといったところが大きな違いかな。
画質はXV-D1000と比較してみましたが十年以上前の製品だけあって、どちらも似たり寄ったりあまり高画質とはいえません内部が8ビット処理なので入力映像によっては白色がつぶれることがあったり、デジタル処理でのノイズが目だってしまうこともあります。
操作性はXV-D1000よりXV-Z10000のほうが格段に使いやすいでが、いまではもう古い機種なので無駄に本体がでかいのが難点です。
予算に余裕のある人ならローランドのV-440HDなどの導入をお勧めします。